ここは不滅の名を冠する地獄─
仮釈放なしの終身刑や死刑囚の集められた監獄
重犯罪者たちがひしめき合い、ヒエラルキーは膠着状態。
強い者は頂点へ、弱い者は永遠に地を這う掟。
力こそが正義、生き抜く意思を持てる者こそが生きることを許される。
それゆえ、刑半ばにしてこの世を去る者も少なくない─
NARAKUに生きる者たちにはさまざまな種族、それぞれの性質がある
囚人はすべて、終身刑か死刑囚のみ。
恩赦もなければ減刑の可能性もない 重犯罪者ばかり。
孤島の刑務所へ行くために 海を渡ったら最後、
出ていくことは許されない。
毒には毒を。 看守もまた、元受刑者で囚われの身だ。
看守に「服す」ことで、 囚人よりはましな未来を約束される。
だがそれも監獄長の気分次第と あっては風前の灯だろう。
賞金首
警察だけでは手に負えない凶悪な犯罪者たちは、
大陸全土へ指名手配される。
多額の賞金をかけられた者は捕まると例外なく
この刑務所への片道切符を手にする。
賞金稼ぎ
賞金首を捕まえることを生業にしている(していた)者たち。
正規登録に審査はあるものの、国家組織ではないため
犯罪者まがいも多い。
能力者
突如、獣たちの間で特殊な能力を持った者が現れだした。
原因は不明。能力もさまざまで、ブラックボックスも多い。
危険因子を判断された能力者たちは、
監獄内でも厳重なゾーンで隔離される。